事例

AIの開発会社がプロダクト開発へ事業の幅を広げる

AIを主力とする開発会社との取り組みです。同社にはプロダクト開発の引き合いがありましたが、大規模な開発の経験も、中核の技術を担える人もいませんでした。KDOTは技術顧問として、アプリケーション基盤と中核の技術を用意し、エンドクライアントとのプロジェクトの進め方も並走しながら伝えました。同社は海外市場向けの単発ワークのマッチングサービスを受託し、数億円規模の開発を公開まで完走しました。これで同社が受託できる範囲は、AIからプロダクト開発まで広がりました。

サービス
プロダクト / Webシステム開発 / 技術顧問(技術企業向け)
技術領域
サーバー開発 / 画面開発 / 認証・権限 / データ基盤 / クラウド基盤 / 運用自動化・監視

01

受注した大きな開発を安定してデリバリーできる

受注はできても安定してデリバリーできなかった状態から、基盤と並走を得て公開までデリバリーできる状態へ

支援前の同社は、プロダクト開発の引き合いの受注はできていました。しかし大規模な開発の経験と中核の技術を担える体制がなく、過去の開発案件では問題を起こしており、事業として安定的にデリバリーするのが難しい状態でした。支援後の同社は、KDOTが提供した基盤の上で、KDOTの並走を受けながら今回の開発を問題なく公開までデリバリーし、大きな開発も問題なくデリバーできる状態を作れました。

02

受託の前に足りない技術を把握して備えられる

定期的な講義と技術相談、構想段階からの相談、追加の講義を経て、足りない技術を把握してから受託に臨む

KDOTは定期的な講義と技術相談を通じて同社と技術顧問として関わり始めました。同社はマッチングサービスの構想を進める段階から、設計や安全性の悩みを技術顧問のKDOTに相談できました。このサービスに必要で自社がまだ分かっていない領域は、同社の依頼でKDOTが追加した講義で学べました。こうした相談と講義により、同社は受託の前から自社に足りない技術を把握し、学んだうえで開発に臨めました。

03

同社のメンバーが慣れた言語のまま機能開発に集中できる

KDOTが用意したアプリケーション基盤の上で、同社のメンバーが慣れた言語のまま機能開発に集中する

KDOTが用意したアプリケーション基盤の上で、同社のメンバーは中核の技術を自分たちで一から作ることなく、サービスの機能開発に集中できました。この基盤は、バックエンド(Python、FastAPI)、フロントエンド(Next.js)、AWSインフラ(ECS、Aurora PostgreSQL、Terraform)、CI(GitHub Actions)などの選定までを含みます。KDOTが同社の普段使っている言語と親和性の高い構成を選んだため、同社のメンバーは慣れた言語のまま開発に参加できました。認証をはじめ、同社が持っていなかった中核の技術はKDOTが設計から実装まで担ったため、同社は自社にない技術を必要とするこの開発も引き受けられました。KDOTが開発体制を整えて必要なエンジニアを手配したことで、同社は自社のメンバーだけでは足りない開発の手を確保できました。受託に先立つ要件定義もKDOTが支援し、同社は開発範囲と見積もりを固めたうえで受託に臨めました。基盤はこの案件のためにKDOTが構築したもので、案件後は同社が自由に拡張できます。

04

重大なリスクを避け公開までデリバリーできる

開発コストを優先した仕様に重大なセキュリティ上のリスクが見つかり、KDOTの代替案から安全な方式を選んだ

開発中の設計判断にKDOTが並走したことで、同社は重大なリスクをリリース前に避けられました。データベースの設計、個人情報の保護、障害対策の範囲といった判断も、同社はKDOTのレビューを受けたうえで決められました。開発コストを優先した仕様に重大なセキュリティ上のリスクが見つかったときは、KDOTが代替案を示し、同社は安全な方式を選べました。リリースに向けてKDOTが引き継ぎ資料と公開後の運用の分担を用意し、段階的なリリースを提案したことで、同社は公開後の体制を決めたうえでサービスを公開できました。

05

公開後もエンドクライアントへの保守を続けられる

受託から公開、公開後の保守までを引き受けた実績が同社に残る

公開後は、KDOTが技術面を担い、セキュリティの強化や外部サービスの障害への対応を続けています。同社はエンドクライアントへの保守を引き続き安定的に提供できています。機械学習の外にあるプロダクト開発を、受託から公開後の保守まで引き受けた実績が同社に残り、今後プロダクト開発の案件を受託するときの実績になりました。

この事例に関わるサービス

ほかの事例

  • プロダクト / Webシステム開発 / プロダクトマネジメント (PdM) 支援

    工場向け電力見える化製品の開発

    製造業向けにソフトウェア製品を提供する企業との取り組みです。同社は工場の電力を見える化する機能を製品に加えたいと考えていましたが、社内の開発者だけでは手も知見も足りませんでした。電力計の接続から、データを工場の判断に使える形にするところまでを開発支援会社のKDOTにまとめて任せ、同社は着手から約4か月でこの機能を製品に加えて工場へ販売できるようになりました。納品後の約9か月はKDOTが運用を担い、支援が終わった今は同社が自ら運用を続けています。

  • プロダクト / Webシステム開発

    マルチプロダクトの共通認証基盤

    業務向けソフトウェアを提供する企業との取り組みです。同社は、プロダクト共通の認証基盤の内製を始めましたが、技術的な難しさから着手直後に断念しました。開発支援会社のKDOTはその開発を引き取り、Amazon Cognitoによる認証とトークン発行に、Goで実装した独自の認可サービスを組み合わせた共通基盤を設計しました。現在は同社の10近いプロダクトがこの基盤を共通で使い、新しいプロダクトを追加するたびに認証を作り直す必要がなくなりました。KDOTは統括するチームでこの複雑な基盤を開発し、その上で機能追加と運用保守を数年にわたって続けています。

  • データ基盤構築 / プロダクト / Webシステム開発

    価格設定モデルのデプロイ基盤

    広告枠の価格設定モデルを開発する分析会社との取り組みです。分析会社はこのモデルを、アドネットワークを運営する配信事業者に提供しています。配信事業者は、自社の環境で自社のデータと統合して分析を実行し、新しいモデルを自ら検証できるようにしたいと考えていました。それにはモデルを配信事業者のシステム上で稼働させる基盤が必要でしたが、分析会社はそれを社内で開発できませんでした。KDOTは分析会社側のチームに参画し、この基盤をチームで設計・構築しました。分析会社はモデルを分析結果として納品するだけでなく、稼働させる基盤まで含めて納品できました。あわせて、社外からの要望に応じてモデルを相手の環境へデプロイできる基盤を自社の資産にできました。分析会社はこの基盤を継続的に提供するサービスも配信事業者に提案しています。

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